建築物
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中世後期、グルジアは、当時の大帝国であった、オスマン・トルコとペルシャの間の絶え間ない戦いの場となりました。その時代の多くのキリスト教の記念碑は、とても飾り気のないものです。それでも、それ以降の中世代にも、多くの重要な記念碑を遺しており、その一部は、文化的な観光ルートに必要なものとして記載されています。例えば、アナヌリにある16世紀の教会と要塞。 ![]()
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アテニ・シオニ教会は、ムトクヴァリ峡谷、古くからシルキロードと繋げていたゴリ地方に位置されています。7世紀には特別な灰色の石で建てられ、ユーニクな形をしています。アテニ・シオニは芸術家の中では中世のレリーフ(壁のレリーフ)と美しいフレスコ画の教会として知られています。 ![]()
バグラティ教会はイメレティ地方、クタイシ中心部に位置されています。教会は11世紀バグラティ王によって建てられ、中世グルジア建築物の立派な例となっています。バグラティはユーネスコ世界遺産に登録されています。 ![]()
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グルジアの南東に聖ダヴィッドによって建てられたダヴィド・ガレジャと言う修道院があります。ガレジャは、岩に刻まれた教会や洞窟等から成っており、半砂漠の殺風景な風景に調和するように配置され、独特のフレスコ画で飾られた教会や岩に刻まれた洞窟等があります。 ![]()
ゲラティ複合体は古代コルキス王国の首都クタイシに位置されています。12世紀西グルジアのクタイシと言う大都会の近くにある、建国者、ダヴィッド・アグマシェネベリ(ダヴィッド四世:Davit IV)によって、グルジアの全盛期に建てられたゲラティ教会は、当時、グルジアの主要啓発中心でした。グルジアの黄金時代の建物の代表です。聖母マリア教会の壁が床から天井までフレスコ画で飾られています。 ![]()
ゲルゲティ三位一体教会カズベギ(ステファンツミンダ)、三位一体山(標高2170m)の上に立つ小さな教会です。現在の建物は13-14世紀に建てられました。テラスからカズベギ街、クロ山(標高4100m)カズベグ山(標高5047m)のよい写真が撮れます。 ![]()
中世にグレミはカヘテ公国の中心都市で、カヘティ地方を守ってきた要塞です。グレミは丘の上に立つ教会です。グレミ複合体16-17世紀、王レヴァンと女王ケテヴァンの時代に設立され、アークエンジェル教会、鐘楼、城壁が含まれます。アークエンジェル教会の内部は17世紀のフレスコで飾られています。 ![]()
グルジャーニス・クヴェラツミンダ聖母マリア教会はカヘティ地方、グルジャーニ街から2キロメートッルと離れるところに位置されています。教会はドームが二つあり、ユーニクな形をしています。創建は8世紀にさかのぼり、以後何度か再建されました。 ![]()
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キンツヴィシ聖ニコラス教会は13世紀に建てられて、ユーニクなフレスコ画で知られています。教会の内部は、王グイルギ3世、女王タマル、ラシャーギオルギ王、またはアークエヌジェル(キンツヴィシのアークエンジェル)などのフレスコで飾られています。教会の隣にバシリカ風の聖母マリア教会があります。 ![]()
メテヒはムトクワリ川のほとり、丘の上に建つ小さな教会です。今のある建物は13世紀デメトレ王によって建てられました。何度も再建されたものです。教会のテラスにトビリシ街創設者、馬に乗ったヴァフタング・ゴルガサリ王の像が立つテラスからトビリシ旧市街の素晴らしい景色が見えます。 ![]()
モツァメタ修道院はクタイシ街の近く、緑の山で囲まれた峡谷に位置されています。モツヴメタは「殉教者」という意味があり、8世紀にアラブの侵入のとき殺された領袖・ダヴィドとコンスタンティンネの聖遺物が保管される場所です。 修道院は8世紀に設立され、何度か再建されました。 ![]()
ルスタヴェリ大通りにある、カシュヴェティ聖母マリア教会はグルジア正教のシンボルの一つです。古くからここはお祈りの場所でしたが、今ある建物は1904-1910年に建てられたものです。教会の外部は壁のレリーフで飾られています。教会内の壁がグルジアの有名な画家・ラド・グディアシヴィリ(1896–1980)によって描かれました。
ママダヴィド修道院複合体はムタツミンダ山の上にたっています。ママダヴィド修道院と呼ばれ、は6世紀聖ダヴィドによって設立されました。聖ダヴィドはキリスト教を布教するために6世紀にアッシリアからグルジア来た13人の修道士のお一人です。修道院の庭の中にパンテオンがあります。 ![]()
ヨーロッパとアジアの交差点に位置するトビリシは多民族、多文化、多教会の街であり、人口100万人を数えるグルジアの首都です。三方を山に囲まれ、斜面には家々が肩を寄せ合っています。旧市街は、町並みを保存するために舗装されていません。4世紀建てのシュリス・ツイヘ-後に名乗ったナリカラ要塞は戦略上の重要な拠点に位置し、繁栄と衰退を見てきました。 ![]()
クワレリ地方に位置されています。ネクレシ修道院は6世紀聖アビボによって設立されました。聖アビボはキリスト教を布教するために6世紀にアッシリアからグルジア来た13人の修道士のお一人です。バシリカ風の教会はネクレシ修道院の最古の教会である。 ![]()
ニコルツミンダ複合体はラチャ地方(北西グルジア山地)位置されています。1010-1014年にバグラット王によって建てられました。教会の壁はレリーフで飾られて、内部は聖書のシーンを表すユーニクなフレスコ画で知られています。
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サパラ修道院は9世紀に設立され、13世紀にサムツヘ地方(南グルジア)の支配者・サルギセスとベカによって新しい教会が建てられました。サパラ複合体の聖サバ教会は14世紀のユーニクなフレスコ画で有名である。 ![]()
シャティリ村はコーカサス山脈の山懐、標高2000mを越える山岳地帯にあり、民俗学、建築学、ワイルドな自然に触れた山、高地の生活様式に興味のある方にはお勧め。塔の王国と呼ばれるへブスレティでは生活習慣がこの高地と同様に厳しいです。この地方の人々は素晴らしい民族衣装、民族舞踊と音楽文化を持ち、季節的に古代の儀式,民謡フェスティバールや宗教的な祭りを行います。 ![]()
聖シオはキリスト教を布教するために6世紀にアッシリアからグルジア来た13人の修道士のお一人です。現在は聖シオが住んでいた洞窟の中に教会があります。その隣に11世紀から12世紀にかけて王ダヴィド建築によって聖母マリア教会も建てられました。 ![]()
ワインの産地カヘティ地方の肥えた土地では500種類のワインが発展してきました。ワインは友情や寛大さの証とされ、なおかつ長寿の秘訣であり、人類と葡萄はともに誕生し共存して今に至ると言われています。 ロイヤルタウン―シグナギの立派で荘厳な風景・美味しいグルジアワインと食事が楽しめます。シグナギ町は防壁のある、国内で要塞化の最も古い例の一つとされる。
シオニはグルジア正教会の主要なシンボルであるブドウの十字架が保管され続けているグルジア正教の総本山である。伝説によると、この十字架はグルジアでキリスト教を布教した聖ニノがこのブドウの木で作られた十字架を聖母マリアから受けとリ、或いは彼女自身がムツヘタへ向かう途中で鍛造し、それを彼女の髪と絡めて保管していたと言われています。 ![]()
アバノトゥバニは浴場の地区という意味があり、一日中300万リットルのお湯が出て、お湯に含まれるイオウは体に、特に肌にとてもいいです。伝説によると王ヴァフタングの時代にここで温泉が発見され、王は泉や周りの景色がとても気に入り、そこに新しい町を作ることにした。その泉の暖かい水に因んで、新しい町を「トビリシ(グルジア語でトビリTbili は暖かいという意味)」と名づけました。
ムツヘタ町にグルジアで最古のものといわれるスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂があります。現在の建物は11世紀に再建されたものですが、はじめて教会がたてられたのがこの場所でした。伝承によれば、この場所にはキリストの外衣の一部が埋められています。
トリ地方のティモテスバニ村に位置する聖母マリア教会は12-13世紀に建てられ、中世グルジア素晴らしい宗教建築物の例である。教会の内部には聖書のシーンを表すユーニクな壁のフレスコ画が描かれています。 ![]()
トゥモグヴィは古くから南グルジアを守ってきた要塞の一つ。サムツヘ・ジャヴァヘティ地方、ムトクヴァリ峡谷に、丘の上に位置される歴史的な要塞である。昔から南グルジアを通過する重要な貿易ルートを守っていた。 ![]()
ツィルカニ教会は古都ムツヘタの近く、ムフナリ峡谷に位置されています。4世紀にバカル王によって建てられたグルジアの最古の教会の一つ。その時代の建築物の立派な例である。グルジアでは、聖母マリアのユーニックなイコン「ツィルカニのマリア」で知られています。現在はトビリシ国立博物館の宝物官に保管されています。 ![]()
ツロミ聖堂はカルトリ地方(中部グルジア)に位置されています。教会は17世紀に設立され、グルジア宗教建築物の立派な例である。教会の壁は多彩なモザイクの模様や絵で飾られています。 ![]()
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紀元前8-7世紀にグルジア人は集住し始めます。インドからの貿易ルートはムトゥクヴァリやリオニ谷を通り、黒海やさらに西の地へ続いていました。ウプリス・ツィへのような街はこの貿易ルートに沿って、産業や貿易の中心地として栄えてきました。 ウフリス・ツィヘはカルトリ地方の政治や行政の中心になり、拡張してきました。住居や教会は町の中心にあり、貿易センターや名工の商店は町の南側に広がっていました。 ![]()
ウシュグリ村は人の居住地としては世界中で最も標高が高い地域の一つです。スワネティ地方はコーカサス山脈の山懐、標高2000mを越える山岳地帯にあり、他民族との戦いのときに建設された「搭状の家」が建ち並び、塔は今もスワネティ地方を自然災害から守っています。ウシュグリの美しい文化的景観と記念建造物群はユネスコ世界遺産に認定されています。 ![]()
垂直な火山性の岩壁に刻まれたヴァニスクヴァベビは8世紀に設立された洞窟修道院です。ジャヴァヘティ台地(南グルジア)に位置されています。ヴァニス・クヴァベビ修道院の複合体は、岩に刻まれた教会や洞窟等から成っており、半砂漠の殺風景な風景に調和するように配置され、独特のフレスコ画で飾られた教会や岩に刻まれた洞窟等があります。 ![]()
ムトゥクヴァリ川に面している洞窟街ヴァルジアは500メートル以上広がっています。修道院は国を結束させるために作られ、個人のポーチ、バルコニーや侵入してくる敵から身を守るためのトンネルがありました。 ![]()
ザルズマ修道院は10世紀に聖セラピオン・ザルズメリによって設立され、ダヴィド・クラパラティ王の時代に教会と鐘楼が立てられました。教会の壁には珍しいレリーフが刻まれています。教会の内部は多彩なフレスコで飾られて、キリスト崇拝と生活の様子などを現しているフレスコ画が描かれています。 |